じゃこびの町

和歌山在住。21歳。出かけたり、漫画読んだり映画館行ったりしたいです。

【感想】漫画『ファイアパンチ』を読んだけど面白すぎてワロタ【考察】

ジャンプ+で連載されていた藤本タツキ先生の大人気漫画『ファイアパンチ』を読んでみました。

 

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……あっぱれ!

 

 

 

1.あらすじ

生まれながら奇跡を使える人間を 祝福者と呼んだ 『氷の魔女』と呼ばれる祝福者によって 世界は雪と 飢餓と 狂気に覆われた 凍えた民は炎を求めた

再生能力の祝福を持った主人公アグニとその妹ルナ。両親を失った二人は身を寄せ合って小さな村で細々と暮らしていた。そんなある日、ベヘムドルグ王国の兵士ドマの手によって村は全焼。彼の朽ちるまで消えない炎の能力によってルナは死んでしまうが、アグニは灼熱の地獄の中で再生と炎上を無限に繰り返し、なんとか生き長らえた。

あれから8年。その身を焼き焦がしながらも体を自由に動かすことを可能にしたアグニは、憎きドマに復讐するべく、ベヘムドルグへと旅を始める─────。

 


『ファイアパンチ』1巻発売記念PV

 

2.ありえんハードな世界観

 『ファイアパンチ』を読んでまず目を奪われるのがグロテスクな描写の数々。

1巻を手にとりさあ読むぞ~と思ったら、いきなり主人公が自分の腕を妹に切断させるところから物語が始まるものだからひっくり返ってしまった。見てるだけでツライツライだ。 

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 (引用元:『ファイアパンチ 1』藤本タツキ 集英社

この切断した腕、何に使うのかというと村人に配って食用にするのだと言い出すのだから驚き。飢えをしのぐために再生能力が強いアグニが自分の腕を毎日何回も斧で切ってもらっては生やしているそうです。優しいんだか狂ってるんだか(トホホ

他に食べるものがないとはいえ、余りにショッキングな光景。

作品内が無慈悲無秩序無教養な世紀末のため、常識の通じない、残酷で狂気に覆われた世界が『ファイアパンチ』では描かれています。

殺人略奪当たり前。奴隷制度、人身売買、強姦、カニバリズム、近親相姦等々、倫理観の欠片もないような行為が平然と行われるものだから、思わず目を背けたくなってしまいます。大人も子どももバンバン死んでいくし本当に容赦がない。トホホ。 こういう残虐なシーンは基本的にじゃこびは苦手なんですが、怖いもの見たさからか、「うーうー」唸りながらも結局ページを捲る手を止めることはありませんでした。

まあ、グロいシーンがただ並べられてる漫画ではなくて、「残酷な世界で人はどうするのか、どうなるのか」というその先を映えさせるためのあくまで演出として残虐描写は存在しているので、安心?してほしいところ。

帯に""ダークファンタジー""とやたら描いてるだけあって、基本的に暗い世界で陰鬱な物語が進んでいくため、そういう話が好きな人には特にオススメ。

 

3.読者を振り回す邪道な展開

 あらすじを見たり、最初の2,3話だけ読んでるだけだと『ファイアパンチ』はドマとかいう敵をぶちのめす復讐劇なのかな?と思うかもしれないですが、それはとんでもないフェイク

 

妹の仇である憎きドマと1巻の時点で早々に再会を果たしてしまうアグニ。ガチンコ能力バトルにでも突入するのかと思いきや、なんとこの宿敵ドマ、「何でもするから許してくれ」等と謝り倒して命乞いをしてしまいます。ゲロ吐きながら。

f:id:jacobmacfi:20181106204101p:plain  (引用元:『ファイアパンチ 1』藤本タツキ 集英社

ドマは心の病で既に疲弊している様子で、こんな燃え尽きてしまったジジイに復讐したとしても、読者はカタルシスを得られないのは火を見るより明らか。

 

この時点で『ファイアパンチ』はドマに復讐を果たすのがゴールの漫画ではないのではないか?という疑問が読者に生まれてきます。

 

後述する謎の女 トガタの登場によって物語は更に分からない方向に進んでいくことに。このトガタさん、いきなり現れるや否や、「ドマを殺せるようセッティングするから、アグニを主人公にした映画を撮らしてくれ」と言い出します。意味がわかりません。

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 (引用元:『ファイアパンチ 2』藤本タツキ 集英社

ここからトガタ監督はアグニを復讐者らしい主人公にすべく指導していき、史上最高傑作を作ろうと奮闘します。なにこれ。

 

natalie.mu

 

 僕は物語が展開される中で、ジャンルが変わるというか、読者が事前に予想していた展開からまったく別の方向へ進んでいくマンガを作りたいと思っているんです。(中略)「ファイアパンチ」は今後3回か4回、ジャンルが変わります。

 1巻発売前のインタビュー。

場当たり的にその場のノリとテンションで話を変えてるのかと思いきや、ちゃんと計算して物語を作っているらしい。

マジで1話から最終巻までの構想を練っていたのだとしたら、天晴れという他ない。

 

f:id:jacobmacfi:20181106200130j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 2』藤本タツキ 集英社

この予想のできないストーリー展開と同じくらい予測不能の行動をするのが、主人公のアグニ。

 

正直な話、こいつには感情移入できません

復讐者だと思ったら主人公を演じ、神様になったかと思えば悪役になり、狂人など、様々な役にコロコロ変わっていくので読者は中々頭が追いつかない。その辺のアグニの心理描写を作中すごい丁寧に描いてくれてるんだけど、理解できない。いや、理解はできるんだけど共感できないというかなんというか。 ダークヒーローとかいう範疇から飛び出してしまい、主人公として、人として、越えてはならない一線を余裕で超えてしまっているので、中盤以降はもう応援できないんですよね。トホホ。

 

主人公に感情移入できないというのは割と漫画として致命的な欠陥なのかもしれませんが、ここまでキャラが変わる異常な奴だと、「こいつはこの先どうなってしまうのか」という興味が無限に湧いてきて逆に気になってしまいます。

そういう点ではアグニも"主人公"の条件を満たしているのかもしれません。

 

 1話で期待するような、クズどもをボコボコにして爽快感が得られる話とは程遠い、不完全燃焼なストーリーが『ファイアパンチ』では待っています。

が、物語のお約束を無視する衝戟の展開の連続に目が離せなくなるのもまた間違いないです。期待せり~!

  

4.キチ○イ女監督 トガタ

f:id:jacobmacfi:20181106204503j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 2』藤本タツキ 集英社

ファイアパンチ』の魅力の8割を占めていると言われる(じゃこび調べ)女監督トガタですが、ま~あこの人がイカれ過ぎてやばい。トガタやばい。

 

主人公と同じ再生の祝福持ちのひょうきんな女性で、映画を何よりも愛している300歳。作中1,2を争うレベルに博識で頭もよく、格闘術も心得ており、最強クラスの戦闘力の持ち主。監督。かっこいい。かわいい。

f:id:jacobmacfi:20181106205804j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 2』藤本タツキ 集英社

 撮影中、再生の祝福者と連続で戦うことになり、ふざけるなと""喝""を入れるトガタ。

ベヘムドルグの兵士たちに捕まったアグニを助けるために初登場して大暴れするんですが、これがもう狂気過ぎてワロテしまう。『ファイアパンチ』の狂った世界に、トガタの無茶苦茶なキャラクターがよく合ってる。

 トガタの登場でこの作品が予測不能のジェットコースターと化していきます。

 

大好きな映画を焼かれてしまい生きる糧を失うトガタですが、全裸で燃えてる男ファイアマン(アグニ)を見かけたことで、彼に惚れ込み映画を撮ることを決意。救出したアグニを主人公に仕立て上げ、面白い演出を取り入れようとあれこれ画策します。

基本的にトガタの行動原理にあるのは「面白いか面白くないか」であり、映画が面白くなりそうだったらなんでもする映画の鬼です。

 

お前は最後に殺すと約束したな…あれは嘘だ」「キックザベイビー!」等パロディー台詞をガンガン使用したり、監督という立場を利用して読者がツッコミそうな事を先回りしてツッコんでもくれるメタなキャラ

この手のキャラは一歩間違えたら寒すぎて大惨事になりそうなものですが、トガタはそれらを絶妙にシュールな笑いへと昇華させてくれるので、好きです。

 

f:id:jacobmacfi:20181106215300j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 2』藤本タツキ 集英社

トガタの人間性が垣間見えるシーン。ただ頭がおかしいだけのキ○ガイではなく、映画という自分の芯、支えをもとに生きてきたことが伺えます。

物語が進むに連れてトガタの内面が語られていきますが、その辺りのくだりも本当にあっぱれ。

ただ笑えるキ○ガイだったトガタが、次第に愛おしく感じてきます

 

5.「演技」というキーワード(ネタバレ注意)

f:id:jacobmacfi:20181107125412j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 5』藤本タツキ 集英社

恐らくこの漫画で一番伝えたいテーマであるのが「演技」

ファイアパンチ』の登場人物たちは皆何かしらの演技をし、周りの人たちはそれを信じています。

 

ベヘムドルグの指導者 "ユダ"は、本当は国王も神様も存在しないのに、神の声が聞こえるフリをしていました。人々をまとめ、導いていくためです。

そのユダの演技を国民たちは信じ、神であるベヘムドルグの国王を崇めていくのですが、民衆を統率しやすくするために使われるある映像が出てきます。それが「映画」です。

f:id:jacobmacfi:20181107174923p:plain  (引用元:『ファイアパンチ 5』藤本タツキ 集英社

宿敵ドマさんも、ただの娯楽作品の映画を本物の神が悪魔たちを燃やしている光景だと信じ込んでしまい、ユダが言う偽りの天啓に盲目に従ってしまいます。この漫画映画に狂わされる奴多すぎ。

何故こんなちゃちいC級映画に何も疑いを持たないのかというと、人々の基盤に「教養」がないからだと語るドマ。

教養がないから人々は想像力を養うことができず、ユダの「演技」も、映画内の「演技」も簡単に信じ込んでしまうのでしょう。

 

物語中盤、ベヘムドルグの奴隷を救出したアグニは数百人規模の大所帯を抱えることになります。ここで当然直面するのが食糧問題

自分を神と崇拝する人々の期待に応えるため、アグニは再び自らの人肉を提供します。しかも燃えていない頭部の左側。オエー!!

 

ほぼほぼ顔面の肉なので目ん玉や耳なども中には含まれており、食べる側は人肉が出されているということは一目で分かります。にも関わらず、人々がアグニの肉を食べることができるのは何故か。

それは「神様の教え」だと互いに嘘をつき合ってるからです。

アグニの目を食べると目がよくなり、アグニの耳を食べると病気が治る。アグニの口を食べたら神の力を分けてもらえるなどと訳の分からないデマカセを勝手に言い出すし、もう手に負えません。(まあ否定しないで神を演じるアグニが悪いんですが)

食べてる本人たちも、「人肉を食べるのは人の道を外していること」だという自覚は当然あるのでしょうが、「神の加護がある肉だから」と自分を騙し、何も悪いことをしていないかのような「演技」をします。

 

f:id:jacobmacfi:20181107182108j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 4』藤本タツキ 集英社

皆で嘘に嘘を塗り固めていくことで、嘘は事実となり、「常識」となっていきます。

勿論そんな常識に染まりたくないという人もいるのでしょうが、集団の中で生きていくためには、周りに合わせて狂った「常識」に染まった「演技」をするしかないのです。生きるためだから仕方ありませんね(トホホ

 

他にもわんさか「演技」で己も周囲も欺くキャラたちがいますが、そんな中でも演技に演技を重ねた演技派俳優なのが主人公のアグニさん。

上の方でも書きましたが、こいつは色んな役を演じ過ぎてしまっていて、アグニという人間が何者であるのか、自身も『ファイアパンチ』を読んでる読者も分からなくなってしまいます。

 

トガタの映画撮影に付き合う形で主人公を演じることになったアグニ。ここからアグニの「演技」遍歴が始まったかと思いそうですが、これまたとんでもないフェイク。

なんと物語の核の部分でもあるかと思われた、ドマへの復讐心も実は演技だったとアグニは言い出すのです。

 

アグニにとって妹のルナは「生きる糧」でした。 ルナが幸せに生きることだけが、彼にとっての支えであり、全てだったことは間違いないでしょう。

何よりも大切だったルナが目の前で焼け死んでしまうことで、アグニは文字通り生きる理由を失ってしまい、死を望みます。生きてても熱いし痛いだけなのでまあ当然ですね。

そんなアグニを生に繋ぎ止めているのは、「生きて」というルナの最後の言葉。この妹の最後の願いのせいで彼は死ぬに死ねないのです。

 

妹という唯一の「生きる糧」を失ってしまった。灼熱の炎に燃やされる苦痛から逃れたい、死にたい。でも妹の「生きて」という願いを叶えなければならないので死ねない。

八方塞がりになったアグニが最後に辿り着いたのが、ドマへの恨みを「生きる糧」とし、復讐者の「演技」をすることです。

f:id:jacobmacfi:20181107230815j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 3藤本タツキ 集英社

ドマを殺したところで妹は帰って来ない、復讐に意味はないと分かっていても、痛みを誤魔化して生きるためには復讐者を演じるしか選択肢がなかったアグニはひたすらドマを憎みます。

年月が経過する中で「演技」をしていたことも忘れ、いつしか「演技」が「本心」に変わっていくアグニ。(まあ本心も何も8年間燃やされ続けてるから憎しみの感情が沸くのは当然なのですが)

 

例え本来の自分とかけ離れた姿だとしても、「演技」をし続けることで、いつしか偽りの自分は本当の自分になってしまうのです。

 

中盤、アグニは復讐を果たすべくドマへ会いに行きます。しかし、ドマと言葉を交わし、多くの子どもたちが彼を慕い共に暮らす姿を見たことで、殺害を断念。

「自分と同じようにドマにも助けたい人がいる」「ルナも自分も誰かが死んで満足するような奴じゃない」。そう言ってアグニはドマのもとを去ります。

 

これにてアグニの復讐の旅は幕を下ろした………………かと思いきや、やっぱりドマの所に戻ってアグニはファイアパンチかましてしまいます。しかも子どもたちも皆殺し。外道過ぎワロタ。(まあ唯一救いなのはアグニが進んで燃やしに行った訳でなく、ドマを探し歩いてる中で火が燃え移って死んでしまったというところでしょうか。擁護にもならないですが)

f:id:jacobmacfi:20181109192012j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 5』藤本タツキ 集英社

これには流石のトガタもドン引き。

アグニ自身は燃やした記憶はなさそうで、心の奥に潜む復讐心が自我を凌駕して知らない内にやっちゃったかのような様子をしています。

 

この時アグニは唯一炎に包まれていなかった顔の左側も燃やすことで、別人格へ切り換えているかのような感じ。「狂気」に完全に覆われたという表現でしょうか。

これ以降も我を忘れて残虐非道な大量殺戮をする時はこの顔になります。キチ○イスイッチみたいな。

 f:id:jacobmacfi:20181109193740j:plain  (引用元:『ファイアパンチ 5』藤本タツキ 集英社

 これは完全に「悪役」のツラですね、ありがとうございます。また役のレパートリーが増えました。

 ようやく我に返ったアグニは、「自分は『主人公』じゃなくて『悪役』やったんや!ルナと一緒に死んどくべきやったんや!」と悟り、湖に落ちて自殺を図ります。

 

このアグニによるドマファミリー皆殺し、復讐心が抑えきれずやっぱり燃やしてしまったのかと最初は思いましたが、命を絶つ口実のために「悪役」となって殺ったのではないかという気もします。

前提としてアグニは「熱い!苦しい!妹おらんしさっさと死にたい!」という感情が大部分を占めてました。それでも彼を生に繋ぎ止めていたのは、ルナの「生きて」という呪いともいえる最後の願いと、そこから生み出されたドマへの復讐という「生きる糧」です。

しかし、ドマを見逃して復讐を終わらしてしまったことで、アグニには「生きる糧」がとうとうなくなってしまいます

救った人々を助けるために神の「演技」をして生き続けるにしても、ドマの「教養」の話を聞いたアグニが人肉を分け与えられるとも思えませんし、このまま皆の面倒を見ることも困難です。

神の「演技」では復讐の「演技」のように「生きる糧」の代わりには恐らく成り得ません。

 

ルナの「生きて」という願いを叶えるために死ぬわけにはいかない。でももう死にたい。

このジレンマを解消するために辿り着いたのが、復讐を果たすためにドマを殺して「悪役」になることで生きるに値しない自分を作り出すという答えだとじゃこびは考えている次第です。

世の中の無差別殺人犯の多くには自殺願望があり、死に値する自分を故意に作り出して「演技」をし、生に踏ん切りをつけるために殺人を犯すとよく言われますが、アグニもまさにこれの類だったんじゃないかと思います。

意識的か無意識的かはともかく。

 

こうして自分が死ぬべき理由ができ上がったアグニは晴れて(?)湖に落ちて死のうとしますが、トガタの命と引き換えに助け出されてしまい結局それも叶わず終い。

しかも今度はトガタに「生きて」と言われてしまい、またしても死ねなくなってしまいました。ここまで来ると同情も禁じ得ません。

 

その後はルナに顔が似ていて記憶も失ったユダを妹ということにして、自分は「兄」の「演技」をすることで、自殺未遂を繰り返しつつもなんとかアグニは10年間生き長らえます。偉いぞ。

 

アグニを筆頭に、「演技」で本当の自分を覆って延々と偽りの自分を演じ続ける『ファイアパンチ』の登場人物たち。

これは漫画の中の話だけではなく、私たちの現実世界も当たり前のように演技が溢れ返っています。会社に学校、家庭内。集団の中に存在する限り人は「演技」から逃れることはできません。本音と建前を使いこなす我々日本人なんか特にそうなんじゃないでしょうか。

 

しかし、素の自分を隠して別の自分を演じることは、決して悪いことではないはずです。

 

最終巻、アグニが初めて嘘(演技)をついたときのことが語られます。

少ししかない食糧を前に食べるのを遠慮していた兄妹に対して「もっと食べていいんだよ」と謝る母親。その時のことをアグニは次のように話します。

俺は母さんを安心させたくて嘘をついたんだ 。山の芋を見つけたからルナと一緒にたべたんだよ だから俺もルナもお腹がいっぱいなんだよと。 その後寝る前にベッドの上でルナと話していると ルナの中では本当に芋を見つけて食べた事になっていた。(中略) 食べてもいない芋でお腹が膨れたルナに俺は少し笑った。 いつもはお腹がすいてなかなか眠れずに ルナと二人でずっと話しているんだけど その日は俺もルナも なぜだかすぐに眠れたんだ。

劇中の「演技」は人を狂わせるものばかりが目立っていましたが、ここで語られるアグニの根っこの「演技」はとても温かくて優しいものでした。

「人は信じたいものを信じたいように信じる」「演技をし続ける内に、演じている自分が本当の自分になってしまう」「自分が何者かは他者の評価によって分かる」

物語終盤で出てくるこの辺のセリフが、全てアグニの最初の「演技」にはつまっています。

 

そこに秘める目的によって、「演技」は人を幸せにもできるし、不幸にもしてしまう。

 

そんなことをこの漫画では最後に伝えたかったのではなかろうかという気がします。

 

 ファイアパンチ 8 (ジャンプコミックス)

 

ファイアパンチ 8 (ジャンプコミックス)

 

 

 

とりとめのないことを長々と書いてしまいましたが、残念ながらじゃこび自身まだ『ファイアパンチ』のことを十分に理解できていません。マジで誰かに解説してほしいです。トホホ。

また読み直したり、パロディ元の映画たちを見てもっと理解を深めていきたいところ。

 

まだ読んでない人には是非読んでほしいですが、この漫画は好き嫌いが分かれると思います。

他人にものを勧める時に「評価が分かれる」なんていうのは逃げみたいな感じがしてあまり使いたくないんですが、『ファイアパンチ』はマジで評価が分かれる気がする。ので使わせてもらいます、あえてね。

 

全8巻と手軽に揃えられるので、是非購入を検討して見はいかがでしょうか!

 

 

 

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

Tokyo 7th シスターズ5th Anniversary Live -SEASON OF LOVE-に行ってきた

7/14に行われたナナシスの五周年ライブの二日目に行ってきました。

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知ってる曲は一つも流れませんでしたけど楽しかったです。愛がないので何も見えませんでしたが。


ナナシスのライブは今回が初参加。3rdと4thも行こうとして以前チケットは取ったんですが、イベ被りだなんだと言い訳を並べて結局行かなかったので、5thにして3度目の正直が為ったという感じです。

HEAVEN'S RAVEが聴けるとかいうフェイクを掴まされたんでチケット買って夜行バスを手配したわけですが、出演者見てもAXiSの面子が一人もいなくて流石に引っくり返りました。

HEAVEN'S RAVE

HEAVEN'S RAVE

  • AXiS
  • アニメ
  • ¥250

幕張行くのをちょっと躊躇いましたが、今更後には引けんわな~ということで取り敢えず参加した次第。結果的に楽しめたんでよかったです。
ナナシス最高~。


以下2日目のセトリ。

1.FUNBARE☆RUNNER/777☆SISTERS
2.MELODY IN THE POCKET/777☆SISTERS
3.夏のビードロ☆シンフォニー/777☆SISTERS
4.Trick/Ci+LUS
5.空色スキップ/Ci+LUS
6.シトラスは片想い/Ci+LUS
7.YELLOW/Le☆S☆Ca
8.ひまわりのストーリー/Le☆S☆Ca
9.ひよこのうた/Le☆S☆Ca
10.ミツバチ/Le☆S☆Ca
11.SAKURA/WITCH NUMBER 4
12.星屑シーカー/WITCH NUMBER 4
13.お願い☆My Boy/SiSH
14.プレシャス・セトラ/SiSH
15.花咲キオトメ/七花少女
16.スノードロップ/七花少女
17.SHOW TIME/CASQUETTE'S
18.マスカレード・ナイト/CASQUETTE'S
19.-Zero/KARAKURI
20.AMATERRAS/KARAKURI
21.CHECK'MATE/NI+CORA(高田憂希×山崎エリイ)
22.Girls Talk!!/NI+CORA(高田憂希×山崎エリイ)
23.セカイのヒミツ/サンボンリボン
24.14歳のサマーソーダ/サンボンリボン
25.TREAT OR TREAT?/4U
26.Crazy Girl's Beat/4U
27.ワタシ・愛・forU!!/4U
28.Lucky Lucky/4U
29.Majesty/THE QUEEN of PURPLE
30.THUNDERBOLT/THE QUEEN of PURPLE
31.KID BLUE~裸の王様~/THE QUEEN of PURPLE
32.DAYS/THE QUEEN of PURPLE
33.I AM/THE QUEEN of PURPLE
34.僕らは青空になる/777☆SISTERS
35.NATSUKAGE-夏陰-/777☆SISTERS
36.ハルカゼ~You were here~/777☆SISTERS
37.STAY☆GOLD/777☆SISTERS

セトリ。とかいって曲を並べたところで何一つ分からないのが辛いところ。

ガチでナナシスに関しては無知を極めてるんで、キャラやストーリー、演者はおろか、楽曲もSEVENTH HAVEとHEAVEN'S RAVEしか知らない始末なので目も当てられません。トホホ。


こんだけ前知識がなくてもかなり幸せな気持ちになれるのは、一重にナナシスというコンテンツと共に成長してきた演者さんたちのパフォーマンスとライブ会場という非日常空間の偉大さ、そして何より僕の感受性の豊かさのお陰だと思います。感謝。


まああれですね、オタクたちがこぞって「ナナシスは曲が強い‼️ナナシスは曲が強い‼️」て馬鹿みたいに熱くなるのがよく分かりました。ライブ補正かかって正常な判断ができなくなってるみたいなところありますが、それを差し引いても初見で好きになる曲が結構ありました。




山崎エリイ田中美海の衣装はえっちだった。



KARAKURI、4U、THE QUEEN of PURPLE辺りはマジでノれて気持ちがよかったです。四肢が吹き飛ぶ、とまではいきませんでしたが、バイブスは十分に上がったんじゃないかなと。


あと生演奏なのもデカイ。バンドセットは必ずしもオタクを幸せにするわけではありませんが、今回も例に漏れず幸せになれました。
やっぱり音の迫力が違うな~と感じます。



歌やダンス、音楽で十分にライブを楽しめたんでまあよかったんですが、作品に対する知識が皆無なので演者の自己紹介がいつも以上に虚無になってしまったのが悔しいところ。

やっぱり楽曲やそれを歌うキャラクターたちのバックボーン、コンテンツが積み上げてきた歴史を知っているか否かでライブは天国にも地獄にもなり兼ねないので、作品を知ることは大事だなぁと改めて思いました。

「愛の季節」とライブのタイトルにもありましたが、僕にはまだこの「愛」が大きく不足してます。会場にいた大多数のオタクはナナシスへの強い愛があるから、僕にはまだ見えない景色を沢山見ることができていたのかな~と思うと、まあ勿体ないことをしちゃったかなと。

愛、育んでいきたいもの。

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というわけで早速始めました。誰かフレンドになってください。

取り敢えずエピソード4.0までは読み進めてみたいなと思います。頑張ります。

【感想】アイドルマスターミリオンライブ!の6thライブツアーの福岡公演に行ってきたけど【レポ】

6月29日30日に行われたアイドルマスターミリオンライブ!の6周年ツアーの福岡公演行ってきました。

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普通に幸せになれました。


金曜日会社帰りにスーツ着たまま夜行バス乗り場に向かい、13時間かけて博多に着。何故社会人様になっても未だにこのような仕打ちを受けなければならないのか。

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こんな日本に誰がした?

29日昼前くらいに博多着。こころの湯で身心を清め博多駅へ向かいますが、まあ右を向いても左を向いてもアイマスPしかいなくて笑っちゃいました。
図らずも旧知のプロデューサーさんたちにも会えて涙。
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ミリ3rd福岡で一緒だったフォロワーさんたちと博多でワチャワチャしながら会場へ。

マリンメッセ福岡、前の2会場に比べて露骨にキャパ広いことからもここが本命なんだ感が半端ないです。3年前は北九州ソレイユホールでライブしてたのに、今は地方公演でマリンメッセ埋めちゃうのか~とパパの気持ちになってしまう一行。

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神戸に引き続き両日パンフレットが売り切れるというバグが発生して転がった。代わりという訳でもないですが、限定CD3枚の購入でなんとか猛りを鎮めることに。


いつも通り開演ギリギリくらいに入場。両日共にかなりステージに近い席で観れて連番者様には感謝しかありません。

協賛企業とか美咲さんの前説とかなんかやってたらライブ本編がスタート。KOH作曲のテクノポップなツアーOPと共にユニット紹介が流れ出し、13人の妖精がステージへ。

1.FairyTaleじゃいられない/ フェアリースターズ
GREEアイドルマスターミリオンライブ!への手向けの曲。*1

1年前に聴いていたらいざ知らず、流石に4回目なのでここはしっかりと感情を制御。

各ユニット衣装で13人がただ並んでいるというだけで圧巻です。

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この状態から最後のギターギュインてとこで一斉に客席を睨み付けるところがまあまあ好き



「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『FairyTaleじゃいられない』13人ライブVer. MV


2.ハーモニクス/ D/Zeal
意表は突かれました。最後は絶対ないと思いましたが、同じくらい最初にパフォーマンスすることもないと思ってたので初っぱなから一本取られてしまったな~という感じ。

ガイコツマイク2本並べて歌ってるってだけでまあカッコいいです。ロックですよ、ロック。

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サビでこのポーズしながら肘パタパタしてたのだけなんか覚えてる。

モニターも赤と青の戦いという感じで綺麗だった。グラードンカイオーガみたいな。

youtu.be


3.流星群/ D/Zeal
イントロでバカデカい声を出してた気がするけど、その後すぐに首がねじ切れてどっか転がっていった。
レスポールスペシャル持って来た時点で予感はしていましたが、765ASのカバーじゃないんかい!!wと思わず一喝。まあ聴きたかった曲の一つでもあったので全然良かったですが。

ソロパートを田所あずささんにバトンタッチするときに「シズ!!」て愛美さんが声かけていて、二人の信頼のようなものを感じられたのもグッド。

後ろの映像で流星群が降り注いでいたのが印象的でしたが、星降る夜の中で朱と蒼の星が一際輝いて宙を駆けていったのも見事な演出。
空を彩る星に乗って二人はどこまでも行けるのだと予感させるには十分なステージでした。

流星群

流星群


4.SING MY SONG(アコースティックVer)/ D/Zeal
初日、アコースティックギターに愛美さんが持ち変えたところで「次は皆さんお待ちかね、アコースティックコーナーです!」みたいなことを田所あずささんが言い出して流石に椅子から転げ落ちそうになった。
ライブで99.9%の人類が求めてないやつ、来たな。

二日目は出だし愛美さんがギターミスってステージを去ろうとするしでまた転げた。というか田所あずささんも椅子から転がってたのにワロタ。
「皆…分かってるよね?Twitterに書き込んだりしたらダメですからね」と言ってたけど、オタクはSNSに何でも書き込んでしまうものだから隠せるはずもなく(トホホ

落ちサビ、二人でアイコンタクトを取って愛美さんと二人で歌い出したときは流石に震え上がってしまいました。
互いの歌声を合わせるためにイヤモニを外していたというのも後のトークで語っていました。

相変わらず田所あずささんの声はよく伸びて会場に響き渡るし、ギター1本の控えめな伴奏が歌声を映えさせていて天晴れ。



【アイドルマスター ミリオンライブ!】「SING MY SONG」試聴動画



5.餞の鳥/ D/Zeal

SING MY SONG同様スポット以外照明を落とした抑えめな演出。

ラストで上段に上がり客席に背を向ける二人。無数の白い羽が舞い落ちる中、一枚の蒼い羽が二人の間に落ちたのはグッと来ました。初日はなんも見てなかったんで気づきませんでしたが。


ドラマパートの内容から考えてこの蒼い羽が千早を見立てているのは火を見るより明らか。ASのカバー曲こそ歌いませんでしたが、(如月)千早へのリスペクトを感じることができる粋な計らいだったと思います。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「ハーモニクス」「餞の鳥」試聴動画



6.昏き星、遠い月/夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-

「座席にお掛けになってご鑑賞ください」の文字が出ただけで、これから始まる演目のガチ具合が伝わってきて、無限にワクワクしてしまった。ライブ中に座れなんて言われたのは9th以来か。

""私たちは、旅をしています────""

日傘を差してステージに現れ、語り出すクリス。
ここは生ではなくドラマパートのそのまま使ってた感じか。この時流れてたのがPreludeで流れる不穏な曲ではなくて、約束の地を語るときに流れる優しいBGMだったのが印象的です。誰か曲名教えてくれ。

""すっかり寒くなってきたな""

凍えながらエドガーもステージに登場。ドラマCD同様の台詞を続けて、クリスティーナとの邂逅。

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""アンタみたいなお嬢さんが、こんな危ないトコで何してるんだ?""

『昏き星、遠い月』冒頭のセリフに合わせて歌唱もスタート。
合間合間に演者の掛け合い、寸劇を挟んだガチミュージカル仕様でステージが始まるもんだからたまげてしまった。

台詞を挟む時は音楽がループしてましたが、これは台詞に合わせて流している訳ではなく、決められた尺に合わせて演者が調整しているのだと語る小岩井ことりさん。この人か山口立花子さんか忘れましたが、以前ツイッターでライブの練習ヤバい~(トホホ)みたいなことを呟いてて、ここのことだったんだろうな~と今になって思います。

台詞の量も当初の3倍になったとかなんとか。

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""赫く染まった""のところでエレオノーラ演じる山口立花子さんがマジで悪い顔してモニターに映し出されてたのが忘れられません。

衣装や小道具、舞台美術の全てが凝っていて、完全に一つの世界を創り上げることに成功していたのは本当に見事です。あっぱれ。

アレクサンドラの剣さばきもかっこいいねぇ~と思ってたんですが、後のトークで「エドガーとクリスの結婚式の余興」と藤井ゆきよさんに一蹴されてたのはワロタ。



「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『昏き星、遠い月』MV


7.Everlasting /夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-

昏き星、遠い月の後、シームレスでEverlastingピアノソロをBGMにエレオノーラの独白が始まって流石に身震い。まだ準備ができてないのですが。
マジでここの長台詞が感情乗りすぎてて瞬で引き込まれた。声の震え、息遣い、今にも消えてしまいそうな儚げな表情。ライブ会場で声優とキャラクターを同一視することはまずない人間ですが、あのステージには確かにエレオノーラがいました。

そのままEverlastingの歌唱に突入。

歌いながら階段を下りていき、エドガーの隣に座り込むクリス。ソロが移り、二人で寄り添いながら""安らぎの場所を探していこう""と彼方に手を伸ばすエドガーもとい所恵美もとい藤井ゆきよさんの姿があまりに鮮烈に脳裏にこびりついてしまったし一生忘れそうにありません。完全に国宝だろこれは。

クリス→エドガー→アレクサンドラ→エレオノーラの順番に長尺のソロパートが割り振られている本曲。それぞれの劇中の心情がありありと歌われていて、夜想令嬢のシナリオを担当された青木朋子さんが歌詞を書いているからこそ、ここまで物語にマッチした心の臓に刺さる言葉が出てくるんだろうな~とただただ感服。

そしてためにためて後半にようやく歌われるサビ。四人の歌声が、想いが、願いが一つに収束したあの瞬間、おれの人生は今この時のためにあったんだなぁと確信しました。もう死んでもいいです。*2

薄いスモークが立ち込め、霧がかった星空をバックにスポットで照らされる四人。神々しさすら感じましたし、マジであのステージは聖域であり、神域でした。


冒頭で語られた通り、エドガーとクリスは宛のない旅を無限に続けていくのだと僕は思ってます。「約束の地」はないよ論者なので。
結局、「約束の地」に至れるのか否かというのはどうでもいいんです。この歌でも言っているように、どれだけ世界に拒絶されようと、自分を愛してくれる相手がこの世にたった一人いてくれれば、その人の片翼(つばさ)でいられるならば、他には何も要らないんです。それだけで誰もが生きていける。


まあ夜想令嬢の四人は全員ろくな結末を用意されていないと思ってます。思ってますが、それでもEverlastingの終わり、二人で手を繋ぎ「約束の地」へ駆け出して消えていったエドガーとクリスを見ていると、彼らの「永遠」の幸せを願わずにはいられません。



【アイドルマスター ミリオンライブ!】「昏き星、遠い月」「Everlasting」試聴動画

カーテンコールで演者が登場したかと思えば、「演劇を終えたミリオンライブ!のアイドルたち」の体で皆挨拶するという徹底ぶりには流石に脱帽。
「劇中劇の世界」「アイドルマスターミリオンライブ!の世界」「現実世界」の三層の世界を一つのライブで堪能できたし、正にこの作品ならでは、という感じがします。

二日目「このメンバーで芝居が出来てよかった、ありがとう」て抱きついてたのも涙を誘います。所恵美が今喋ってんだというのを素で感じることができました。




8.I.D 〜EScape from Utopia〜 / EScape
一曲目でやるとは思わなかったので予想外。

「アンドロイドなのに表情が出てしまうと世界観が壊れてしまう」ということで無表情を意識していたというのは見事。*3

なんか振り付けが好きだなと思ってたけど、どんなのか忘れた。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Melty Fantasia」「I.D 〜EScape from Utopia〜」試聴動画



9.Mythmaker / EScape
縦ノリ曲。

歌唱中でないメンバーは""Adress denied""でノイズがかかったり、三人の識別コードやエモーションチェッカー?の数値みたいなものが表示されていて劇中劇の世界観を感じさせてくれてよかったです。

衣装がエッチで目のやり場が困っていたのに、ダンスもエッチで頻繁に腰回すもんだから参ってしまった。破廉恥ですぞ~。


10.Melty Fantasia / EScape

一年前に聴いたときは何の感情も湧きませんでしたが、ドラマパート100回聞いた今の僕は違います。もうアンドロイドではありません。

やっぱり楽曲の背景を、物語を知っているか否かで、ライブは神にも悪魔にも成りうるということを改めて実感しました。

感情を知るためにマストな一曲。


「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『Melty Fantasia』MV



11.LOST / EScape

感情を教えてくれた千早へのリスペクトを感じると共に、ここでは3人ともが柔らかい表情で歌っていたのが印象的。

最後、床に横になって手を繋いでキービジュアルの完全再現をしていたのも見事。
やはり何度も練習したらしく、二日目は過去最高の出来だったと雨宮天さんが語っていました。



12.ART NEEDS HEART BEATS / Jelly PoP Beans

水曜日のクリームソーダキタキタキタキタキタキタwwwとイントロではしゃいでましたが、なんかソロ曲来て転がった。

二日目、ロコの早口パートで3人の名前を叫んでましたが、メンバーには内緒で偉い人しか知らなかったようですこれ。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「AIKANE?」「ART NEEDS HEART BEATS」試聴動画



13.I did + I wil / Jelly PoP Beans

レトロ。

モニターに映るモノクロのフィルムがいい味出してました。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「月曜日のクリームソーダ」「I did+I will」試聴動画




14.月曜日のクリームソーダ / Jelly PoP Beans

タップダンサーかっけ~て一生見てた。タップの板が下に入ってたかなんかで音がよく聞こえてきました。生音かどうかわかりませんでしたが。

最後に他ユニットも出てきて正に大団円という感じ。今ツアー最大の人数がステージに並びました。


「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『月曜日のクリームソーダ』MV




15.Border LINE→→→♡ / 山口立花子

さっきまで悪女エレオノーラを演じていたとは思えない変わりっぷりにひっくり返った。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Border LINE→→→♡」「Silent Joker」試聴動画


16.STEREOPHONIC ISOTONIC / 中村温姫

福岡と言ったらSTEREOPHONIC ISOTONIC。
その辺をよく分かってるなぁと一人で感心してました。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「恋の音色ライン」「STEREOPHONIC ISOTONIC」試聴動画



17.Oli Oli DISCO / 戸田めぐみ

Get My Shinin'はどうしたんだよ。なぁ。

振付け師と相談して、自ら前回よりも振り付けを増やしていったという話は中々唸ってしまったし、最後の挨拶で「ダンス好きかも」という苦手克服発言にも重みが増します。

最後イヤモニ外して叫んでたのがよかった。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Home is a coming now!」「Oli Oli DISCO」試聴動画



18.瑠璃色金魚と花菖蒲 / 南早紀

記憶にないので割愛。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「瑠璃色金魚と花菖蒲」「地球儀にない国」試聴動画



19.スタートリップ / 愛美

地元福岡でこの曲歌わんわけがないよなと思ったものの流星群で1カウントされて歌われないか…?となりましたが、まあやっぱり普通に歌いました。

一年前より素直な気持ちで楽しめたのでよかった。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「WE ARE ONE!!」「スタートリップ」試聴動画


20.Decided / 田所あずさ雨宮天
田所あずさ×雨宮天×福岡という天下無双の組み合わせでDecidedて。Decidedてて。

連番者と座って聞いてました。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Decided」試聴動画



21.brave HARMONY / 野村香菜子、山口立花子、南早紀、斉藤佑圭

national anthem。

Like a blue moon… Ha…



「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『brave HARMONY』MV




22.Silent Joker / 阿部里果

バイブスが上がる一曲。

ジョーカーでJの指を地に墜とす振り付けが非常に好き。


https://twitter.com/S_F_1203/status/1003114528333168644?s=19



【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Border LINE→→→♡」「Silent Joker」試聴動画



23.鳥籠スクリブチュア / 小岩井ことり

歌の圧に押し潰されそうで立ってるので精一杯だった。

昔あんだけ叩き込んだのに天空騎士団七の近いが半分しか言えなくて流石に泣きそうになた。トホホ。

youtu.be


16.恋心マスカレード / 野村香菜子

恋心マスカレード。通称、一目惚れ。

この魔性の曲にどれだけのオタクが人生を狂わされたのか、それを目の当たりにしてきたので流石に震えが止まりません。正直ムーンゴールドが来るだろうと前日までたかをくくっていました。

ただの獣に会場のオタクは皆変えられてしまいましたが、薄れていく意識の中でも3rdとは段違いに完成度が高かったということだけは分かりました。

トークで恋心マスカレードのMVを何度も見て研究したと野村香菜子さんがおっしゃっていただけあって、確かな成長を感じることができたステージだったと思います。

間違いなく生涯賃金分以上の価値がある4分20秒を過ごせました。



【アイドルマスター ミリオンライブ!】「IMPRESSION→LOCOMOTION!」「恋心マスカレード」試聴動画


17. ライアー・ルージュ/ 雨宮天

「何度も歌わせていただいて慣れが出てきたけど、余裕のない心情を歌った曲だから、余裕がない必死さを意識して歌いました」

神。プロ意識の塊。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「ライアー・ルージュ」試聴動画


18. フローズン・ワード/ 藤井ゆきよ

ドンピシャで聴きたい曲が連続で来てしまって流石に恐怖すら覚えてしまった。

恋心マスカレードからのソロ曲の流れが本当にあっぱれとしか


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「MY STYLE! OUR STYLE!!!!」「フローズン・ワード」試聴動画


19.Catch my dream / 田所あずさ

1/2の確率とは言えこっち歌うと思わなかったです。

「以前よりも夢に近づけたと思う」と語る田所あずささん。一方のおれたちはというと、あれからどうだったのか。次のステージへ進むことが出来ているのか。そんなことを考えてはライブ後ちょっとナーバスになっちゃいました。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「Catch my dream」「Just be myself!!」試聴動画



21.ローリング△さんかく/渡部恵子

悔しいけど興奮してしまった。悔しいけど。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「ローリング△さんかく」「祈りの羽根」試聴動画



22.HOME RUN SONG♪/斉藤佑圭
前日の最後の挨拶でキャッチボールしてくれよな!!とか言うもんだからビギナーズ☆ストライクのことか!!!?!?!??と警戒してましたが、当然ながらこっちが来ました。

「ころあずちゃんがソロ最後だと思ったでしょ~!?」と客席に語りかけてましたが、まあその通りです。はい。
とは言えLTPのソロの最後、50番目を飾ったのも永吉昴ですし、ミリオンライブ!の最後を任せられるのは昴しかいないというのも確かといったところ。

最後に「お帰り」と言えたのでよかったです。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「HOME RUN SONG♪」「CAT CROSSING」試聴動画



24.Raise The FLAG / サジタリアス藤井ゆきよ、戸田めぐみ、阿部里果

普通に四肢が吹き飛んでどっかいってしまった。

このメンツがいるのに歌わなかったらバグだろと思っていたので、ちゃんと披露してくれて嬉しい限り。

この曲ほど生きざまを直接訴えかけてくるアイマスの楽曲もないし、生きる指針になりがちな歌。まあこうやってすぐ影響されちゃうところが歌詞にもあるように、自分って存在の価値を委ねることに繋がるんだろうなと思いますし、難しいところです。


ラスト、戸田さん?が「掲げろぉぉぉおおおおおおお"い"!!!!!!!!!」て叫んでたのが死ぬほど好き。



「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『Raise the FLAG』MV



25.侠気乱舞 / 愛美、渡部恵子小岩井ことり中村温姫
手足を回収できたは良いものの、またしても四肢が吹き飛んでしまった。

武道館のとき吐き気と頭痛のせいで転げ回ってたらなんか終わってたのでここで回収できたのはでかい。
アイドルマスターのライブにオリメンというものを求めるのはもう止めているので、メンツはそんな気になりませんでした。まあ2対2なら創造は始まりの風を連れてを歌ってくれよという感じ……と思いましたが、勇者不在でやるわけにもいかんわなということで納得。


【アイドルマスター ミリオンライブ!】「俠気乱舞」試聴動画


26.DIAMOND DAYS / フェアリースターズ

昔は大好きだったもののツアーで聴きすぎて流石に飽きてきた。振り付けは一生好き。

DIAMOND DAYS

DIAMOND DAYS


アンコール

27.UNION!! / フェアリースターズ
このツアーを通して好きになれるかなと思いましたが、6回聴いたくらいではやはり好きになれそうもなく。

苦手を克服するのはもう少し先になりそうです。


「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『UNION!!』MV



28.Brand New Theater!! / フェアリースターズ

ブランニュービスケッツ。

「サンキュー!ウェルカム!ドリーミング!ウィーアー ミリオンスターズ!」てとこと皆がステージ好き勝手動き回ってワチャワチャしてるのが好き。


「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『Brand New Theater!』MV



最後の挨拶

野村香菜子

「うひゃああーー初めて福岡上陸したけどひゃーーー!!夜想令嬢は語らないから!感じて!!」

SSAで待ってます!」



藤井ゆきよ
「野村の方が夜想令嬢は語らないから感じてと言ってましたが、今回の試みはとても怖くてメンバーで練習中励まし合っていて。歌詞を噛みしめながら演じさせていただきました」

「この最高をどう乗り越えて行くのか楽しみにしててください!」


雨宮天
「昨日より緊張したけどEScapeの二人のお陰で最高のステージを作ることができました」
笑顔が素敵だった。




斉藤佑圭
「ただいまー!!初めてのトリコロール!間が空いてる気が全然しなくて...明日はキャッチボールしような!!」

「プロデューサーからいただいたボールをカキーンと打ったので、埼玉で返してください!」

南早紀
「今日は表現が小さかった。""EScape""の白石紬をいつもと違った感じで演じたので、その事が皆様に少しでも引っ掛かれば嬉しいです」

「昨日は悔しい場面が沢山あったんですけど、そんなとき戸田さんに助けてもらって。ミリオンスターズのお陰で今の私はいるんだと思いました」

小岩井ことり
「ミリシタ二周年、朋花のコミュで『何回でも何度でもステージに立つことが恩返し』と言ってました。明日もがんばります」

「プロデューサーさ~ん」
「天空騎士団のみなさ~ん」
「子豚ちゃんたち~」
「ありがとうございました~」


SSAで待ってまーす!」


田所あずさ
「今まで一人で歌うことが多かったけど今日は隣に愛美さんがいるのが本当に頼もしかった。明日一人で歌うのが怖い」

「悔いはないですか~!?」
「それでいいー!!!」


阿部里果
「今回はユニットの良さを本当に痛感しました。ステージに立つと私は真壁瑞希に真剣な女。EScapeに真剣な女。」
「プロデューサーもミリオンライブ!に真剣になってください(意訳)」

「ぶつかり稽古のような二日間でした」


山口立花子
「プロデューサーくん!私、妖艶だった~?」
「プロデューサーちゃん!私、かっこよかった~?」

「プロデューサーくん、プロデューサーちゃん。私とのボーダーライン、越えられた?」

戸田めぐみ
「6thにして裏技を思いついてしまって。裏で泣くと表で泣かない。こうやって女の子はどんどん小賢しくなるんですね笑」

「ミリオンの皆に出会えて、プロデューサーに出会えて、アイドルマスターに出会えて幸せです。私、ダンス好きかもしれません!」

中村温姫
「ロコは2周年になっても相変わらず平常運転で自分勝手に突っ走っていくけど、それは仲間がいるから。プロデューサーがいるから」

「3rdのとき、ワガママを言ったんです。また会いたいって。それがまた叶って次ももう決まってます。だから約束…契約?しました!また会いに来てください!」



渡部恵子
「フェアリーはクールでかっこいいって色が強くて、そんな中Jelly PoP Beansは唯一かわいいユニットで。でも『かわいいんだおりゃー!!』て突き通すのが一周回ってかっこいいみたいな」

「1かける5はー?」
「「「ミリオーン!!!!」」」

愛美
「最高の相棒と最高の景色を見ることができました」

「今からジュリアさんがうんたらかんたら~」
「よくできました(ニィ」


Day1 セトリ
1.FairyTaleじゃいられない/ フェアリースターズ
2.ハーモニクス/ D/Zeal
3.流星群/ D/Zeal
4.SING MY SONG(アコースティックVer)/ D/Zeal
5.餞の鳥/ D/Zeal
6.昏き星、遠い月 /夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-
7.Everlasting /夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-
8.I.D 〜EScape from Utopia〜 / EScape
9.Mythmaker / EScape
10.Melty Fantasia / EScape
11.LOST / EScape
12.ART NEEDS HEART BEATS / Jelly PoP Beans
13.I did + I wil / Jelly PoP Beans
14.月曜日のクリームソーダ / Jelly PoP Beans
15.Border LINE→→→♡ / 山口立花子
16.STEREOPHONIC ISOTONIC / 中村温姫
17.Oli Oli DISCO / 戸田めぐみ
18.瑠璃色金魚と花菖蒲 / 南早紀
19.スタートリップ / 愛美
20.Decided / 田所あずさ雨宮天
21.brave HARMONY / 野村香菜子、山口立花子、南早紀、斉藤佑圭
22.Silent Joker / 阿部里果
23.鳥籠スクリブチュア / 小岩井ことり
24.Raise The FLAG / サジタリアス(藤井ゆきよ、戸田めぐみ、阿部里果
25.侠気乱舞 / 愛美、渡部恵子小岩井ことり中村温姫
26.DIAMOND DAYS / フェアリースターズ
27.UNION!! / フェアリースターズ
28.Brand New Theater!! / フェアリースターズ

Day2セトリ
1.FairyTaleじゃいられない/ フェアリースターズ
2.ハーモニクス/ D/Zeal
3.流星群/ D/Zeal
4.SING MY SONG(アコースティックVer)/ D/Zeal
5.餞の鳥/ D/Zeal
6.昏き星、遠い月 /夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-
7.Everlasting /夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-
8.I.D 〜EScape from Utopia〜 / EScape
9.Mythmaker / EScape
10.Melty Fantasia / EScape
11.LOST / EScape
12.ART NEEDS HEART BEATS / Jelly PoP Beans
13.I did + I wil / Jelly PoP Beans
14.月曜日のクリームソーダ / Jelly PoP Beans
15.Decided/ 雨宮天田所あずさ
16.恋心マスカレード / 野村香菜子
17. ライアー・ルージュ/ 雨宮天
18. フローズン・ワード/ 藤井ゆきよ
19.Catch my dream / 田所あずさ
20.brave HARMONY / 野村香菜子、山口立花子、南早紀、斉藤佑圭
21.ローリング△さんかく/渡部恵子
22.HOME RUN SONG♪/斉藤佑圭
23.Raise The FLAG / サジタリアス(藤井ゆきよ、戸田めぐみ、阿部里果
24.侠気乱舞 / 愛美、渡部恵子小岩井ことり中村温姫
25.DIAMOND DAYS / フェアリースターズ
26.UNION!! / フェアリースターズ
27.Brand New Theater!! / フェアリースターズ


まあ普通に楽しいライブだったと思います。仙台初日ほどの多幸感はありませんでしたが。
最後に追加公演発表で会場は沸いた感じでしたが、予定調和過ぎてその辺はう~んという感じ。関東公演はないし、頑なに「千秋楽」「最後の公演」とか言わないしまあ次あるだろって流石に誰もが分かるやろと。スペシャルゲストもまあまあまあ。

サプライズ狂いの演出家(たち)がライブ作ってるだけあって、前の2会場からは予想もつかない選曲、演出をしてくれましたが、こういう予想外を求めていたわけではないんだよな~という感じです。
まあ夜想令嬢が神域に至るに十分なステージだったので細かいことは何でもいいんですが。

過度な期待と変なこだわりのせいでライブをつまらなくしてしまう癖、自分でもどうにかしないとなといつも思ってるのですが、中々上手く行かないのが難しいところ。そろそろ克服したい。


ゴチャゴチャ訳の分からないことを書きましたが、最初に書いた通り幸せになれたということには嘘偽りはありません。
やっぱりライブ会場という、あの非日常空間は大好きですし、どこまでも成長していくアイドルや演者を見ているだけで明日も頑張ろうという元気が湧いてきます。

会社と客先で毎日人格否定の嵐に晒され正直頭がおかしくなってたところですが、誇張抜きに生きる気力をまた貰っちゃったな~と言った感じです。

次があるということの素晴らしさを中村温姫さんも行ってましたが、まあマジでその通りです。まずはアソビストア先行でチケット取って神になる準備を整えておきます。
仙台と神戸もその内下書きから解放したいところ。


次はSsAで会いましょう~~(古語)



最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

*1:2番とCメロの歌詞、サービス終了発表日の夜にフルが先行配信、222秒の曲サイズからこの事は火を見るより明らか

*2:これはフェイク

*3:まあこの歌の時点でEScapeの三人に感情は芽生えているのでもっと表情豊かにパフォーマンスしてもよかったと思いますが

ランティス祭り 2019に行ってきた。

2019年6月22日、23日に幕張メッセで行われたランティス祭りに行ってきました。

 

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普通に楽しかったです。久しぶりに日に何度も足がつるくらいライブで身体使いました。

 

二日間通して知ってる曲が残テ、リフレクティア上田麗奈SOS団しかなかったし、これもうオタクくんじゃなくてただのキモスくんだろと笑ってます。

 

まあ曲は全然分かんなかったんですが、二日目三日目ともに楽しかったです。初日は知りません。

音楽に合わせて四肢を全力でぐにゃぐにゃさせてれば、まあ大抵の曲は楽しくなってきます。最近ようやく気づきましたが、ライブで知らない曲が来ても自分の心持ち一つで神にも悪魔にもなれるみたいです。

 

以下セトリ

 

二日目

1.divine intervention/fhana

2.星屑のインターリュード/fhana 

3.青空のラプソディ/fhana 4.Patria/Minami 

5.Rumbling Hearts/Minami 

6.トゥッティ!/北宇治カルテット 

7.モテないくせに(`;ω;´)/たぴみる 

8.ひとりじゃない!/アイカツフレンズ! 9.アイカツフレンズ!/アイカツフレンズ 10.Dreamer/AiRI 

11.残酷な天使のテーゼ/緒方恵美 

~ 太陽がまた輝くとき/緒方恵美 

~ Moon Revenge/緒方恵美 

12.僕を放て/緒方恵美 

13.有頂天人生/milktub 

14.面影ワープ/nano.RIPE 

15.アザレア/nano.RIPE 

16.ユメ・ミル・ココロ/伊藤かな恵 17.MARCHING MONSTER/新谷良子 18.ZERO/小野賢章 

19.FOCUS/森久保祥太郎 

20.CHAIN REACTION/森久保祥太郎 

21.スケッチスイッチ/新谷良子 

空耳ケーキ/畑 亜貴、eufonius 

みっつ数えて大集合!/たぴみる 

ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C/bamboo、AiRI 

22.The Other Side of the Wall/Void_Chords(高橋 諒) feat.Vocal MARU 

23.Shadow and Truth/ONE III NOTES(高橋 諒、PON、Foggy-D) 

24.リフレクティア/eufonius 

25.毀レ世カイ終ワレ/畑 亜貴 

26.ROSA ~Blue Ocean~/小野大輔 27.Endless happy world/小野大輔 28.MEET THE WORLD!/アイドルマスターSideM 

29.Reason!!/アイドルマスターSideM 30.DRIVE A LIVE/アイドルマスターSideM 

31.My Life Summer Life/鈴村健一 

32.Go my rail/鈴村健一 

33.Ambitious Eve/アイドルマスター シャイニーカラーズ 

34.Spread the Wings!!/アイドルマスター シャイニーカラーズ 

35.Fighting for.../畠中 祐 

36.メグルモノ/寺島拓篤 

37.Nameless Story/寺島拓篤 

38.United Flag/小野大輔鈴村健一森久保祥太郎寺島拓篤 

39.modern strange cowboy/GRANRODEO 

40.セツナの愛/GRANRODEO 

41.Can Do/GRANRODEO 

42.The Other self/GRANRODEO 43.Starting STYLE!!/Starting STYLE!! 

 

三日目


冒険でしょでしょ? / 平野綾

雪、無音、窓辺にて。 / 茅原実里

恋のミクル伝説 / 後藤邑子

まっがーれ↓スペクタクル / 小野大輔

ハレ晴レユカイ / 平野綾茅原実里後藤邑子小野大輔杉田智和

 

二日目はまあよく分かんなかったですけど全体的に楽しませてもらえました。

分かってはいましたが、目当てだったアイドルマスターシャイニーカラーズがAmbitious EveとSpread the Wings!!とかいう凡百の選曲になってしまったのが残念。出来ればメドレー聴きたかった。

 

三日目は大好きなミリオンライブ!がユニオン、DD、BNTとかいう何の捻りもないセトリだったため大喝。ツアーと同じじゃん。せめてThank you!はやりましょうよ、ちょっと。フェスのタイトルにもなってんだし。

 

OLDCODEXが楽しかったとか上田麗奈さんのソロ初ステージが見れたとかなんとかありましたが、やっぱりSOS団が全部持ってったなと。

 

 

 

 

 

「鍵を集めよ」でハルヒ長門、朝比奈、古泉の四人が歌って、最後にキョンがエンターキーを押してプログラム起動。全員集めてハレ晴レユカイっていう展開、演出が本当に鳥肌立ったし、四肢も吹き飛びそうになった。

別にハルヒのファンでも何でもないんですが、それでも会場の熱気、作品の持つ歴史の重みに圧倒されてただただ興奮。

 

この伝説の目撃者になれたというのが本当に嬉しいです。

 

 

元々仕事の都合で最後までいるつもりはありませんでしたが、ここで幕張メッセをあとにしました。SOS団を超えるステージはもう見れそうもないと悟ったので。


 

 いい景色を見れたな~と言った感じです。

知らない楽曲をたくさん知ることもできたし、やっぱりフェスは神だなと言ったところ。程よい疲労感も得られたので今日はぐっすり眠れそうです。

 

ランティス最高~。

 

【感想】二十年ぶりに黒澤明の『羅生門』を観たけど凄すぎて崖から転げ落ちた

6月15日、幼稚園ぶりに世界の黒澤明監督の『羅生門』を観てみました。

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面白過ぎてワロタ。

当時はストーリーとか何もかも理解できていませんでしたが、大人になった今観るとこの映画の凄さがマジでよく分かります。


まずストーリー構成が神。

これは芥川龍之介の原作『藪の中』でもある""複数人の語り部によって明らかになっていく事件の全貌""、""それぞれの視点によって食い違う証言""の二点によるところが大きいです。
加えて映画『羅生門』では、杣売り*1が下人と旅法師に対し『藪の中』を羅生門の下で語るという内容になっていて、「羅生門で雨宿りする三人の男たち」「検非違使の前で証言する当事者たち」「語られる事件現場」の3つの時間軸が行ったり来たりすることで物語の構成を更に複雑にしてます。*2複雑にしてますとか言いましたが、原作同様コンパクトに話は纏まっており、頭には入ってきやすいです。多分。

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滅茶苦茶どうでもいいですがバキとかでよくある「事件当時を目撃者がインタビュー形式で語る」やつ、『羅生門』から着想を得てるんだなと思いました。

影技法とかカメラワークも70年前のものとは思えないような、現代でも通じるものばかりでひっくり返ってしまいました。数えきれない多くのクリエイターが黒澤明の影響を受けて作品を世に出してきたのだからまあ当然なんですが。
太陽にカメラを向けるっていうのもこれが初めてだったみたいですね。有名な話だと墨汁を混ぜた雨をホースで降らせたとかなんとか。

どしゃ降りの中に聳え立つ原寸大羅生門のセットも圧巻でしたが、延暦17年と書かれた瓦を4000枚焼いたというのが真剣(マジ)過ぎて笑えてくる。あっぱれ。

あと殺陣のシーン。
手は震え、地べたを転げ、敵に背を向け逃げ回り、とても殺陣と言っていいのか分からない泥臭い立ち合いでした。多襄丸と金沢のみっともなさや場馴れしてない感じが出ていて良かったと思います。

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今なお『藪の中』の真相はタイトル通り藪の中になってるワケですが、この映画では最後に杣売りが語る証言が一応の真実であり、当事者三人の口から語られたことは虚言であるということで決着が着きました。

虚栄心、羞恥心、恐怖心。自分を守るため、自分をよく見せるために、人間は手前勝手に都合がいいように嘘を吐きます。
人を疑わずにいられない世の中に絶望しながらも、赤子を引き取ろうとする杣売りの優しさにまだこの世も捨てたものではないと希望を見出だす坊さん。
実際に杣売りが赤子を育てるのか否か、羅生門をバックに意味深に映画は終わります。

劇中、人の残酷さは羅生門の鬼ですら逃げ出すほどと語られるように、人間はどこまでも邪悪になれます。これは事実ではありますが、同様に、人間は他者を思いやり、優しくなれる心を備えているというのもまた事実です。

何が真で、何が偽か。それすらも分からない世の中ではありますが、人の心にある温かな場所をぼくも信じていきたいです。


最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

*1:『藪の中』の樵

*2:いわゆる扇状回想法とかいうやつ

【感想】実写版『空母いぶき』を観てきた

5月25日、近所の映画館で空母いぶき観てきました。

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普通に面白かったです。

沈黙の艦隊』『ジパング』『太陽の黙示録といった、かわぐちかいじ先生のビッグタイトルは昔よく読んでいたので、今回の映画化を機に『空母いぶき』も読んでみたという次第。

新品3巻セットで600円(税抜き)という非常にお買い得なお値段なので、皆さんも買いましょう。

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あらすじ
そう遠くない未来、日本近海の危機に対する新たな抑止力として、政府は最新鋭戦闘機を搭載した日本初の空母「いぶき」を就役させた。
その翌年、突如として中国人民解放軍尖閣先島諸島へ上陸し、島民及び陸自分屯地が制圧下に。現場海域に秋津艦長率いる「いぶき」第5護衛隊群が向かうが、日本は戦後初の「防衛出動」を発動することになり────

みたいなのが原作のあらすじでしたが、映画では流石に"""中国が侵攻"""という部分は変更。東亜連邦という架空の軍事国家が初島を占領という形になってしまってました。まあしょうがないですよね。

世界第6位という海の広さを誇る島国日本。極東地域におけるアメリカの軍事プレゼンスが後退しつつある昨今、この国の安全保障について、自衛権について、平和について改めて考えさせられる映画だな~と思いました。現代社会について考えることがまずないのでありがたいです

youtu.be

二時間という尺の中になんとか詰め込んだなという感じがします。上手いこと原作を切り取って繋ぎ合わせ、一本の映画になったというかなんというか。

俳優陣の演技は心に来るものがあって、思わず涙が零れてしまうシーンもチラホラ。
「こいつは…1機……150億……」とベイルアウトを拒む柿沼に対して市原隼人演じる迫水が「機体は替えが利く!お前は替えが利かん!!」と叫ぶところではまあ涙涙。

この辺のF36の空中戦とかイージス艦の艦砲射撃とかマジでリアルでいいな~と思いました。従軍経験もないやつがリアルとかいうのも滑稽ですが。
自分が邦画に疎いというのもあるんですが、現代戦をここまでのクオリティで描いた日本の映画ってないんじゃないかなと思います。それくらい迫力満点でした。

youtu.be


ただ、どうしても省かれる場面も沢山あったのが少し残念。しょうがないということは分かってるんですが。

中国を東亜連邦という架空の国家にすげ替えるのはいいんですが、敵陣営の描写が極端になかったせいで、""人""の命を奪う自衛隊の葛藤が、漫画と比べてあまり真に迫ってきませんでした。

敵味方諸外国の数え切れない人間の思惑であったり、信念であったりが、リアリティ溢れる政治情勢と複雑に入り組んで物語に厚みが出てくるのが、かわぐちかいじ先生の作品の魅力だと思ってるんですが、その辺が映画ではそんなに感じられなくて。

本田翼がジャーナリストとしてリアルな戦場を日本や世界に伝えるオリジナルの展開はいいんですが、コンビニとか編集部のしょうもない掛け合い挟まれる度に少し興が醒めてしまいました。
海上の戦闘と平和な日本の日常、それが崩れていく様を対比させて作品を組み立てたかったんでしょうが、ちょっとくどすぎ。

特に萎えたのは垂水総理の会見で延々と出てくるクソ寒いSNSの投稿。日本の作品でちょくちょく見かけますが、マジで萎える。映画を陳腐なものに感じさせてしまうのでやめてください、あれ。

敵兵士を艦長が助けてその動画がネットで拡散、それを世界中の人間が釘付けになって見ていて、さも「世界は一つになれますよ感」出して〆ようとするのも正直違和感しかなかったです。そんな単純な作品じゃないやろと。

国連介入による両者痛み分けというのは、落とし処として良かったと思いますが。

ごちゃごちゃ訳の分からない文句を垂れてしまいましたが、全体的に面白かったです。

やっぱり俳優さんたちが凄いですし、洋上の戦闘は映画館で観る価値大いにあり。

気になったら、とりあえず映画館に行くのをおすすめします。


最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

【感想】『蒼穹のファフナー THE BEYOND』を映画館で観てきたけどバイブス上がり過ぎて四肢が吹き飛びそうになった【ネタバレ注意】

この日を待ちわびていた。
この日を恐れていた。
運命は誰を祝福するのか。

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5月18日19日、大阪ステーションシティシネマと神戸国際松竹で『蒼穹のファフナー THE BEYOND』を観てきました。


天晴れ。




*ネタバレ注意


アニメ「蒼穹のファフナー THE BEYOND」 PV


大人気アニメ「蒼穹のファフナー」シリーズ完全新作の今回の映画。 劇場作品、というかアニメ3話分を順番に映画館で流しているというだけなんですが、それだけで神。
大画面、大音量で超次元戦闘を体感できるというだけでもう映画館に行く価値ありです。ワルシャワフィルの壮大なBGMをあの空間で堪能できるのもデカイ。

正直、前作『EXODUS』の終盤は詰め込み過ぎで、無理矢理一旦終わらせた感が半端なかったです。終了当時はそこまで続編に期待してませんでした。

そこまで熱心なファンでもないんですが、この十数年ファフナーと共に成長してきた手前、ちゃんと最後まで見届けてやらんとなぁ…という謎の上から目線で今回も劇場に足を運んだという次第です。ま~あ見事に返り討ちにあってしまいました。

最高です。ファフナー最高~。


第1話「蒼穹作戦」


「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第1話「蒼穹作戦」PV

タイトルからして戦闘がメインの話なんだろうな~と思ってたんですが、マジで最初からクライマックスで笑っちゃいました。

何の前置きも説明もなしに最終決戦みたいになってるもんだから、訳がわかりません。

何で総士さらわれてんの?マリスって誰?*1何年後?*2一騎の機体何それ?*3美羽ちゃんなんでザイン乗ってんの?*4今いくつ?*5どこ住み?*6てかLINEやってる?
視聴未視聴関係なしにクエスチョンマークが無限に湧いて出てきます。

しかしそんな疑問も圧倒的な戦闘描写で黙らせてくるのがこの作品。

独立人類軍ダーウィン艦隊*7の島への上陸作戦から物語は始まるんですが、上映開始1分と経たずにバイブスが上がる上がる。

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シーモータル型の群れと戦闘機のサーカス、駆逐艦の艦砲射撃、海岸に上陸しようと一歩一歩波を掻き分けるドミニオンズモデル。ひたすらにカッコいい。カッコいいんだけど、ギガンテス型の登場で一瞬で消し炭にされてしまうのがなんともあっけないです(トホホ
打つ手がなくなってタイラント(核)で攻撃するも全く効かないというところまでが最早人類軍の様式美みたいなところありますが。

絶望過ぎワロタというところで、「竜宮部隊、戦闘に参加す」のメッセージを受信するのが最高に滾る。大気圏降下からのこのセリフ、弾けるキャリー・スラスターの中からファフナー登場と完全にEXODUS9話を彷彿させてきていて、バーンズと一緒に客席もニヤリ。
BGMが「ナイトヘーレ開門」(多分)だったのもめちゃんこ熱いです。

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一騎、来主、甲洋、美羽ちゃんはやっぱり異次元の強さで、フェストゥムの群れを楽々突破していくのは爽快。他にも成長した零央、美三香、彗、里奈、真矢といった面々が苦もなく戦線を切り開いてく姿には頼もしさすら覚えてしまいます。

楽勝やんけwwと思っているところに、フロロ*8レガート*9セレノア*10というフェストゥム側の新顔がバンバン登場。

島から強奪した機体や、同化現象での同士討ちをさせるなどして一気に竜宮島陣営を窮地に追い込みます。強~。
来主が腕切り落とされたとき一瞬涙を溢して「痛いじゃないかぁっ❗️」と叫ぶところはめちゃキュンキュンします。

フェストゥムも人間の姿をしたり、ファフナーに乗るのがどんどんデフォになってきたりして、昔の得体の知れない不気味な敵と戦ってる感が薄れてきてる感あります。

結局、総士と島の子供たち(二人)(名前不明)を助けることは叶わず、敵のコア《プロメテウス》と総司らを乗せたロケットの発射を許してしまいます。
一騎のグリムリーパーは敵に奪われ、機体も多数おじゃんにしてしまい、完全に惨敗といった感じ。

鑑賞者そっちのけでバカ熱くなって最終決戦始めたかと思えば、ボコボコにされて敗北を喫してしまうのだからまあ凄い。しかもその直後に3年後に舞台が移ってしまうというのだから、中々尖った展開です。


angela「THE BEYOND」Music Clip(short ver.)

新オープニングもま~あカッコいい。またangelaが最高の楽曲を持ってきてくれました。
1話ラスト、2話最初に流れるもんだから、ぶっ続けで2回もオープニング見せられてる訳ですが、初見じゃ何が画面で起こってるか分からなかったので、ありがたい限りです。というか楽曲が強すぎるので1000回聴いても飽きません。

僕の「好き」が1分30秒に全て詰め込まれたようなOP映像だったんですが、何より「鉄の女」ヘスター・ギャロップも映ってたというのが大きいです。感動しました。このババア、無印の頃は嫌いでしたがEXODUSで最終的に大好きになりました。救済の炎、いつ見ても美しい。

早くこやつも本編に登場してくれ。


第2話「楽園の子」


「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第2話「楽園の子」PV

第1話から3年後の竜宮島が舞台。
島での平和を謳歌する皆城総士は、妹の乙姫、親友のマリス、父親と母親に囲まれて幸せな毎日を過ごしていた────というのはとんでもないフェイク。

まあ1話からの流れで、この竜宮島がモノホンの竜宮島だと思う人間は流石にいないでしょう。
島と変わらぬ景色が並びますが、ベノンの祝福を謳う町内放送、異なる両親、ランタン飛ばし*11といったどこか違った光景に違和感を覚えずにはいられません。
セレノアやレガートの姿のように、マリスから読み取った「美羽の記憶」からこの町並みは造り出されたんでしょうが、どうやって作ったんでしょうか。物理的に。結局この島が元々なんだったのかも語られてませんし気になりすぎる。

フロロ、レガート、セレノアといった激強フェストゥムさんたちが正座で食卓を囲んで談笑しているという光景、余りにも異様。異様なんですが、当の本人たちは本気でこの生活を楽しんでいるというのだから複雑です。

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外の世界を知りたいと願う総士と、真実を告げる一騎という、一期と立場が逆転している構図が面白い。総士が無線機を利用して島の外と交信しようとするのがまた憎いです。

エレメント*12となった真壁一騎がこの偽りの島から総士を連れ出そうとしてますが、エゴですよこれは。
「お前をいるべき場所へ帰す」、じゃあないんだよ。


人間は水族館の魚を見たとき「狭い水槽に閉じ込められている」のだと、勝手に思ってしまいます。
しかし、泳いでいる魚たちにとっては、そんなことはありません。そこが完成された世界だと信じられるなら、例え小さな水槽の中であろうと、一つの世界であり、海なのです。


確かに偽りの楽園、偽りの平和を総士は過ごしていたのかもしれませんが、それを他所の連中が否定する筋合いはないだろと。住んでいる彼らにとってはあの島こそが平和そのもので、本物の楽園でした。彼らがそう信じるならばその事実は揺るぎません。

それを一方的に否定してきて、島を攻撃、沈めようとするのだから本当に非道すぎます。島で暮らす中でフェストゥムも感情を理解し、より人間に近い存在になりつつあるので余計そんなことを考えてしまいます。

僕は前作キャラに愛着を持ってるからまだ人間側の肩を持ってしまいますが、初見の方は総士フェストゥム側に感情移入してしまたっりもするんじゃないでしょうか。


第3話「運命の器」


「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第3話「運命の器」PV

「穀してやるっ!!」と総士が一騎に激昂するところから第3話はスタート。ここの一枚絵がちょっと不自然だった。

勝手に故郷から連れ去られた挙げ句、妹を目の前で殺され、住んでた島もなんか沈められてしまうのだから彼の怒りも当然です。ムキー!

一方、甲洋とレガートがお互いライバルポジになりつつあって、3話全部一対一(サシ)で戦ってるんですが、なんでスペクターのSDPを使わないんだこいつは。バカのひとつ覚えみたいにアバドンで戦ってるのを見るとモヤモヤします。何か制限があるんでしょうか。


とりあえず3年前の雪辱を果たしたぜ‼️ということで海神島へと帰還する一行。

皆城総士と和解するために史彦がこの世界が今どうなっているのかということを、懇切丁寧に教えてくれますが、これがま~あすごい。初見もファンもここ見るだけで訳のわからん設定の数々を理解することができます。多分。

どうでもいいけど同席してた元人類軍組と堂馬舞さんたちの絡みが、生意気なガキと近所のおばちゃんお姉さん連中とのそれでポカポカしてしまった。と同時に、こいつらも死ぬ前振りなんじゃないかとビクビクしてしまうのが辛いところ。

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どうでもいいですが陳晶晶が貴志シャオという名前になって、フェイって子どもがいるというのが分かったのも収穫です。

ラストでルヴィ・カーマが総士をニヒトに乗させたかと思ったら、案の定島を滅ぼそうと大暴れ。どや顔で「備えてください」とか言い出したのは死ぬほどワロタ。こうなることが分かってんならもっと早くに準備させろよ。

まあ第4話のタイトル*13と文字色からして、ニヒトはボッコボコにされて死人も出なさそうなので良かったです。安心して観れます。

THE BEYOND【アニメ盤】

THE BEYOND【アニメ盤】

まあ本当に3話とも楽しく観れたな~といった感じです。難解過ぎてよくわからないところも無限にあるのであと10000回くらいは映画館で見たい。

ファフナーの魅力のひとつに、キャラクターが私たちと同じように年を重ね、成長していくというところがあると思います。
美羽がいつの間にかパイロットになってしまい、真矢は大人用の制服を着用。剣司には知らん間にガキもいるし、立派な大人へとなっていく彼らに心打たれた方も多いのではないでしょうか。

まだ3話ということで、今は序盤も序盤。この先の展開に、彼らの行く末に目が離せません。


ファフナー好きだった方は死んでも観に行くべきだと思いますし、初見の方も劇場に足を運んで、ここから始まる伝説の目撃者になるべきです。

手遅れになる前にさっさと映画館へ向かいましょう。

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最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

*1:マリス・エクセルシア。美羽に匹敵する天才的なエスペラント。こいつが空白の2年間に島を裏切ってマークアイン改《スペクター》を強奪、総士を連れ去りフェストゥム側に寝返った

*2:THE BEYOND 1話は西暦2153年、2話から2156年となるので、2151年のEXODUSからそれぞれ2年後、5年後となる

*3:グリムリーパー。英語で死神の意。SDPは吸収?。フロロに奪われ現在はマリスが搭乗している

*4:分かりません

*5:2147年生まれなので2153年時点で6歳

*6:海神島

*7:新国連から独立した人類軍の新たな組織。旗艦イナンナに司令部は設置されており、指揮官はダッドリー・バーンズ

*8:アザゼルフェストゥム《ウォーカー》のコアの欠片から生み出された存在。皆城乙姫の姿をしているが、擬態を解くとあのバカデカいウォーカーさんになる

*9:日野道生の姿をしたフェストゥム。《スペクター》に搭乗して戦い、SDPの力で様々な機体の外見能力を模倣する

*10:マリスの記憶から読み取った「美羽の記憶」から形成された存在で、弓子の姿をしている。フェストゥムの群れを率い、同化能力にも長けている

*11:竜宮島で行われていた灯籠流しを真似たもの。ランタンに願い事をするという別の行事になってしまっており、"死"を理解できても"死者を弔う"という感情まではフェストゥムがまだ理解できないことが伺える

*12:「人の心と姿を持ちながらフェストゥムに近い存在」のこと。フロロが言った「3人のエレメント」というのが一騎、甲洋、来主のことだと思われる

*13:忘れた